革命のブログ

フレボワークスの社員がブログを通じて情報発信します。

JJUG CCC 2018 Fallに参加してきました

www.java-users.jp

どうも、小野です。

先日、JJUG(Japan Java User Group)が主催するJJUG CCC 2018 Fallに参加してきました。 今回はその様子をお伝えしていきます。 本記事では、セッションの内容は書きません。内容について知りたい方は、 記事の最後のリンクを確認してください。

写真を全くと言っていいほど、撮っていないのでイメージしにくいとは思いますが、 予めご了承くださいm( )m

(余談ですが、イベント名にFallとありますが、時期的にWinterですね。)

開催場所は新宿ベルサールグランドカンファレンスセンターでした。 JR新宿駅西口から徒歩15分程度とちょっと遠いんですね。

JJUG CCCの特徴

スタッフがボランティア

他の企業主催のイベントはわかりませんが、JJUGのイベントは100%ボランティアスタッフです。 ボランティアスタッフのみなさんには本当に感謝しています。

託児所があります

お子さんがいる家庭で、休日のイベント参加は難しいものがあります。 なんと、本イベントでは託児所が設けられています。 安心して子連れで参加できますね。 次回、参加する機会があったら利用したいと思います。

参加費無料

コミュニティ主催でありながら、参加費が無料です。 しかも、ランチセッションに参加すると、お弁当も配布されます。 場所代、お弁当代だけ考えても結構な金額いくと思いますが、 そこを無料でやっていただけるのはとても助かるし、感謝しています。 ただし、全てのセッション後は懇親会があるのですが、これに参加する場合は1000円かかります。 でも、1000円以上の価値はありましたね。 料理は、LINEの恒例?の寿司が提供されていたみたいです。LINE DEVELOPER DAYでもありました。 (残念ながら、私は次の日3時起きだったので参加できませんでした。。。)

受講セッションの内容

Spring Boot の Web アプリケーションを Docker に載せて AWS ECS で動かしている話(福嶋航)

私も普段AWSを利用しており、身近に感じる内容でした。 ECSについては前々から興味があり、Java、SpringBootでどのように構築されているか興味がありました。

セッションの内容はJavaの内容よりもECSよりの話でした。

あと、今だとFargateが東京リージョンにあるので、なぜ使わないのかなと思っていたのですが、 FargateにはECSに比べコストがかかるというデメリットがため採用しなかったそうです。 確かに、コストがかかるという記事はよく見かけます。

まずはECSから使ってみようと思います。

モジュールグラフが作られる様子を学ぼう(opengl-8080)

よくQiitaでお世話になっているopengl-8080さんのセッションです。

Java9からモジュールシステムの導入により、新たな問題の解決方法を説明してくださいました。 相変わらず、図を使い込みわかりやすい資料でした。 今、業務ではJava8を利用していおり、モジュールシステムについてはモヤっとしか理解していませんが、 今後、Javaのアップデートした際には、本資料を活用したいと思います。

今こそStream API入門(櫻庭 祐一)

Java8から導入されたStream APIですが、個人的に今更感はあったので小ネタでを挟んでくるのかなと期待していましたが、 入門と書いてある通り、初心者向けの内容でした。

業務でStreamAPIを使っているので、既知の内容でしたが、1つだけ勉強になったことがあります。 それは、StreamAPIを使ったことがある人だったら、一度は躓く例外の取り扱いについてです。 登壇者である櫻庭さんの回答は「Either」を利用するといいそうです。

ちなみに私は、Stream処理内でRuntimeExceptionをスローし、Stream処理外でCatchするようにしています。

Java を活用したマイクロサービスのための Kubernetes 活用(寺田佳央)

寺田さんは話の冒頭に、Microsoftに在籍していながらも、自分は「Javaの人間」とアピールしていたのがとても印象的でした。

さて、本セッションは最近注目されているkubernates(K8s)のお話です。

kubernatesはマイクロサービスの管理を楽になるなど得られるメリットは大きいのですが、 その反面、覚えることが多く安易に採用しない方がいいとのことでした。

本番運用での採用は、まだ難しいかもしれないですね。

さいごに

コミュニティ主催であり、お弁当が配布されるなら参加料は有料でもいいのかなと思いました。 無料でここまでやれているのが凄いと思います。

本カンファレンスは、イベント名のとおりJavaを中心とした内容になっています。 初心者から上級者までJavaに興味がある人でしたら楽しめるイベントだと思います。 年に2回開催されているので、興味があったら参加してみてください。

セッションの資料が以下にまとめられています。 興味のある方はぜひ。

github.com