どうも、小野です。
先日、LINEが主催するエンジニア向けカンファレンス『LINE DEVELOPER DAY 2018』に参加してきました。 過去にも何度か開催されていたのですが、情報収集力が足りず、あったことすら知りませんでした。無念。。 今年の開催に関しては、Twitterでフォロー中の ちょまど(@chomado) さんのツイートを見て知りました。 Twitterは重要ですね。
今年のテーマは「NEXT LINE」です。LINEが次に目指すものは大きく分けて2つあります。
1つ目は「AI」
私が大好きな乃木坂46がやっているCMでお馴染みのスマートスピーカーLINE ClovaもAIを利用しています。 余談ですが、正確には「Clova」はAIアシスタントの名前で、スピーカーの名前はClova WaveやClova Friendsなどと呼ぶそうです。
スマートスピーカーといえば、他にもありますよね。ちょっとここでまとめてみます。
製品名 | AIアシスタント | 企業名 |
---|---|---|
Amazon Echo | Alexa | Amazon |
Google Home | Googleアシスタント | |
Clova Wave | Clova | LINE |
上記には記載していませんが、MicrosoftやAppleも出しているのですが、日本では発売されていないみたいです。
音声の他にもLINEのトークを利用したChatbotや自動車のナビにも利用されています。
2つ目は「BlockChain」
LINEはブロックチェーンアプリを簡単に実装できる「LINK Chain」というサービスを今後展開してきます。
LINEも試験的にブロックチェーンアプリをリリースしています。
wizball(知識共有Q&Aサービス) wizball.io
4CAST(未来予想プラットフォーム) 4CAST - Fun Future
Fintechへの参入
Fintechについても触れていました。最近になってようやく利用し始めたLINE Payは約5年前に計画されていたそうです。 LINE Payはスマホで決済、チャージ、送金などができます。
現在、日本でLINE Payによる決済を行う場合はQRコードで行う必要がありますが、 台湾などでは非接触型の決済が利用されており、今後日本でも利用できるそうです。
あとは、LINEビーコンを利用して自動販売機で飲み物を買う「タピネス」というものがあります。 これは、BluetoothをONにしたスマホでLINEを起動し、自販機の指定された場所にタッチ。 電光掲示板に「Good」という文字が表示されたら、好きな飲み物を購入することができます。
LINE Clovaのおすすめスキル
各セッションで紹介されたおすすめアプリを紹介します。
ペコッターのはらぺこ君
お店の予約を代行してくれるスキルです。 LINE利用者は、このスキルを使ってお店の予約情報を送信すると、代行して電話で予約してくれます。 建前上、ペコッターというキャラクターが電話しているそうですが、おそらく、担当スタッフが 登録されている情報を元に順々に電話をかけているものと思われます。 そのため、予約完了までには順番待ちが発生してきます。
セッション中で披露したデモでは200人待ちとなっていましたが、 LINE Payを利用してエナジードリンクを購入し、ペコッターに送ってあげると優先して予約してくれます。 この購入した代金は運営会社に入るということですね。上手い。
撮るだけユーチューバー
撮影した動画をアップロードするだけで、自動でテロップなどを挿入したものがダウンロードできます。 以下の動画はデスクトップ版ですが、LINEでも可能です。
おもいでロール
LINEのトークを紙で印刷して届けてくれるサービスです。 デジタルからアナログへ。時代に逆らった発想が実に興味深いですね。
余談
お弁当が豪華でした。
懇親会には参加しませんでしたが、料理はローストビーフとお寿司だったみたいです。
お寿司とお肉 #linedevday pic.twitter.com/enxZfMlIr1
— みゆっきを止めるな! (@toriimiyukki) November 21, 2018
来年は懇親会まで参加したいと思います。