革命のブログ

フレボワークスの社員がブログを通じて情報発信します。

ChatGPTに開発をお願いしてみました

今、話題沸騰中の「ChatGPT」をご存知でしょうか?

openai.com

一応、知らない方のために簡単に説明させていただきます。

普段LINEを利用している方はほとんどだと思いますが、公式LINE等で質問すると自動で返答する機能を利用したことがあると思います。 これは通称ボットと呼ばれるもので、予め想定される質問に対する回答が用意されています。 そのため、想定外の質問に対しては、「わかりません」となるわけです。

一方、ChatGPTもボットと同様に質問をすると、自動で返答してくれるわけですが、回答内容はすべてAIがWeb上にあらゆるコンテンツを解析し返してくれます。 つまり、ボットは人が回答内容を用意していたのに対し、ChatGPTはAIが行ってくれています。

結局何が違うのと思われている方もいると思うので、実際に使ってみます。

緑のアイコンがChatGPTによる回答です。

的を得た回答も凄いのですが、さらに注目すべきなのは、1度目の回答が途中で切れたあとに 私のほうで続きをお願いしたら、2度目の前回の回答の続きから回答してくれているところです。

そこで思いつきました。

もしかしたら、開発もお願いできるのではと。。。

実際に試してみました。

今回作成していただくのは、JavaとSpringBootを使ったTODOアプリです。

ChatGPTに「Java、SpringBootを使って、TODOアプリの開発をお願いします。」とお願いをした結果がこちらです。

最初の質問に対する回答としては具体的なコードではなく、開発環境の構築手順やアプリの仕様についてでした。 2回目の質問でタスク追加のコードもお願いしたところ、実際のコードが出てきました。

今まではGoogle先生にお願いして、検索結果から欲しい情報を探してっていう手順が必要でしたが、 これからはChatGPTが情報を見つけてきてくれるわけです。

ちなみにChatGPTはOpenAIという会社が開発しています。しかもマイクロソフトがOpenAIに出資しパートナーシップを組んでいることから、 マイクロソフト製品にChatGPTのようなAIの強化が期待できます。

確かに便利だし、効率もよくなるのは目に見えてますが、一方で人間の考える力や調べる力が衰えて、 AIが支配する世界(シンギュラリティ)が近い将来訪れるのではないかと危惧しています。