こんにちは、ササクラです。今年も行ってきました、Cybozu Days 2019!今回で3回目の参加なります。
https://cybozuconf.com/
ユーザ企業やパートナー企業を集めて、この規模の展示会を継続開催するのはすごいですよね。
今回のテーマは「モンスターへの挑戦状」。
会社という実体のないモンスターに束縛され、不幸になっているのでは?という問いかけ。考えさせられます。
会社の方針だから、会社の・・・、というのは間違いで実態は一人か二人の意思決定に基づいたものが伝播して人を縛っている。これって日本人固有の課題のような気もしますね。
■基調講演
講演者の方々が、モンスター(漠然とした実態のない敵・課題)と対峙したときのエピソードなど、青野社長との個別対談形式で進められ、深い内容の話を聞くことができました。
印象に残った内容を列挙すると、
株式会社PHP研究所 PHP新書副編集長 大岩 央 氏
・会社という漠然としたものを相手にするのではなく、意思決定している人物をイメージすると攻略しやすくなります。
お笑いジャーナリスト/株式会社笑下村塾 取締役 たかまつなな 氏
この方は、お嬢様キャラでお笑いをやられている一方、若者の政治参加・投票率向上を目指して全国の学校に出向いて、お笑いを通して興味を持ってもらおうと活動されています。
・人を育てるには権限と予算を与える
主体的に行動させようとしたら、必要な環境だと思い、キーワードが刺さりました。
千代田区立麹町中学校長 工藤 勇一 氏
https://toyokeizai.net/articles/-/301807
・子育ての目的は、自立するため。サポートしすぎると不満を他人のせいにする。
学校の役員会議に年一回は代表生徒が参加し、要望など大人と議論する。当事者意識が芽生え、主体的に行動できるようになった。
人を育てるという教育のお手本だと感銘を受けました。
自分の行動をチェックして、改善に取り組んでいきたいと思います。
■個別講演
「地域×複業」とは、「都市部のビジネスパーソンが、地元や地域の企業で複業する」
①やりたいこと
②できること
③お金を稼げること
今の自分は上の3つの観点でどういうバランスですか?2つ以上、高評価が良いようです。
一つの会社で働くという働き方は人口減少していく日本には時代の流れに適応できていない恐竜のようなもの。という気がしてきました。本当にこういう働き方は必要だと思います。
全体的に社会課題や時代の流れに沿ったソリューションを自社製品(グループウェア/kintone)を通して提案している展示会でとても勉強になります。さらに、今回も人生における学びがたくさんありました。
サイボウズさん、青野社長、ありがとうございました!