革命のブログ

フレボワークスの社員がブログを通じて情報発信します。

リモートワークの取り組みと所感

こんにちは。久しぶりの投稿となります。斉藤です。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されて2週間となりました。

大変な世の中となっておりますが、弊社で行っている取組みとリモートワークになった所感を共有します。

弊社での取組み

弊社では2月後半より原則コアタイムを設けたリモートワークとすることとなりました。

勤怠管理については弊社エンジニアが開発した勤怠管理システムを使用し、チャットツールは以前より社内ツールとして使用をしていたSlackを使っています。

お客様とや内部の打ち合わせの際は可能な限りオンラインミーティングに移行しており、Google Meetを採用しております。

出社しなくてはならない場合でも可能な限り時差 出勤(混雑している時間帯の電車を避けること)をしており、アルコールスプレーを完備しオフィスの滞在時間も可能な限り削減をしております。

 幸運にも比較的、他の業種に比べ家でも業務を行いやすい業種であるため導入自体はスムーズに行うことができております。

リモートワークをしてみて 

私は仕事場までの通勤時間が長く、ドアToドアで片道1時間半程度かかっていました。通勤時間のほとんどが満員電車に揺られての移動となるので、兼ねてより家でも仕事ができたらなあと思っていたのですが、いざリモートワークが始まってみるとメリットだらけという訳ではありませんでした。

課題・気になる点

先に課題・気になる点から挙げていきます。

じりつが必要

良くも悪くもありますが、じりつが求められると思いました。これは自立でもあり自律でもあります。

リモートワークが始まってすぐの時は早起きしなくて済む喜びから出勤時間の30分前くらいまで寝ており、コーヒーを飲み頭を起こしながら仕事を初めるという堕落した生活をしていました。

後々これが非常に勿体無いことをしている事に気付き、せっかくなので朝活をすることにしました。

今ではあの生活を続けたままリモートワークが終了したら元の生活に戻れていたのだろうかと考えるだけでゾっとします。

また、新入社員の方などまだ業務に慣れていない方にとっては非常にやりづらいようにも思えます。

教育する方も然りですね。

 

②ON/OFFの切り替えや気分転換が難しい

家でいつでも仕事ができるという事はメリットだらけ!っていうことではありませんでした。

業務に詰まったり、タスクが増えてくると仕事に没頭してしまい気付いたら夜遅くまで仕事をしていたり、夜中にPCを立ち上げて気になったことを試したりしてしまったりとON/OFFの切り替えが難しく、慣れるまではずっと仕事している感覚になってしまう事もありました。

また、この辺りの労務管理は課題が多いと思うのでリモートワーク推進に伴い悪用するような企業が出てこない事を祈るばかりです。

※弊社は大丈夫です

 

③自宅の環境整備が必要

これはオンラインミーティングの時に痛感したのですが、最近リモートワークの方が周りに増えたからか昼下がりの時間は通信速度が著しく下がったりした時に業務が行えなくなってしまうことがありました。

他の方にもご迷惑をお掛けしてしまう事もあるので、リモートワークを行う前にしっかりと環境の確認・整備が必要でした。

また、自宅にずっといるので次回の水道光熱費の請求は上がる事が避けられないでしょう。

良い点

①時間を効率よく使うことができる

私はリモートワークになって通勤が無くなる事によって約3時間の自由な時間が増えました

1か月20日勤務換算でも60時間です。

通勤時間が無駄にならないように本を読んだりしていたのですが、中々効率が悪く、読めないこともしばしばありました。その効率の悪いストレスフルな時間から解放されたのは非常に大きいです。

この60時間を有効活用できるようじりつしていこうと思います。

 

②家族/恋人/友人との時間が増えた

小さいお子さんや小中高生のお子さんがいるご家庭などは子供との時間が増えたというお話を聞きます。

また、近所の公園や河川敷では子供と遊ぶ親御さんの姿もよく見られます。

そのためご家族で過ごす時間も増えた分話す機会も増えたのではないでしょうか。

オンライン飲み会が市民権を少しずつ得てきているので、遠方の友人と気軽にオンライン飲み会を行ったりと疎遠になっていた友人と話す機会が増え気軽に同窓会が行えたり外に出れないなりの楽しみ方で楽しむことができています。

 

③QOLが上昇した

リモートワークが始まってQOL(生活の質)が上がったと感じています。

自由な時間が増えたのはもちろんの事、混雑した電車にストレスを感じるからかそこから解放されたことによって負の感情がかなり減りました。

また、運動不足解消のために昼休みや業務後すぐに河川敷(人は全然いません)にランニングしに行き、これまでの生活ではあまり見ることのできなかった夕焼けを見たり陽の光を浴びながら身体を動かすことで心も体もスッキリできています。

 

最後に

今回、世間では不幸な形で働き方改革が推進されてしまいましたが、これを機にリモートワークと出社を柔軟に切り替えて行うことのできる企業が増えていくと、それに伴い幸福度も増えるのではないかと思います。

満員電車で幸せそうにしている人はあまり見かけたことがないので今回の改革で満員電車や東京への一極集中が無くなる事を切に願っています。

ちなみにリモートワークではこのような研究結果も出ているようです。

https://wired.jp/2012/09/03/working-from-home-youre-a-better-worker/

ご参考になれば幸いです。それでは体調にお気をつけて!